オンライン大学 2020 7 12

2020年7月12日の読売新聞には、このような記事がありました。

「オンライン授業 学生に不満」
「人脈作れない」
「米韓で学費返還訴訟も」

 ハーバード大学ロースクール2年のバークホーダーさんは、
「キャンパスで優秀な友人や教授陣と対面で議論することが、
自分の財産になると思っていたのに・・・・・」と、
やるせない様子で語る。
 学費の借金は、大きな負担だが、
全米トップ級の大学で教授や学友と触れ合えれば、
専門知識を深め、人脈も構築できると考えた。
 バークホーダーさんは6月22日、
学費に見合う環境が得られなくなったとして、
学費の一部返還を求めて、大学を訴えた。
(引用、以上)
 確かに大学で作った人脈は、
私の人生にとって、素晴らしいものとなりました。
 年を取った今でも、
大学の友人とは交流があります。
 大学へ行く目的は、もちろん学問を学ぶことですが、
学友という人脈を作ることが、大きな魅力となっています。
 大学は、新型コロナウイルスとの戦いを短期決戦だと考えていますが、
もし、長期戦になってしまったら、数年どころではありません。
大学は、5年も10年も閉鎖を続けるのでしょうか。
 しかし、大学がオンライン化してしまうと、
もはや定員というものが意味がなくなります。
 今までは、教室の面積の関係で、
たとえば、法学部500名、経済学部500名という定員がありましたが、
オンライン化すると、ネットワークの負荷を超えない限り、
無尽蔵に学生の数は増やすことができますので、
法学部の定員は、1万人や5万人ということがあり得ます。
さすがに理科系は無理ですが、文科系は可能です。
 これは、新興の大学や、これから参入する大学にとっては、
大きなチャンスになるかもしれません。
 今までは、大学というと、歴史と伝統を象徴する校舎と、
優秀な人脈を作れるということが、
有名大学を有名にしていましたが、
オンライン化すると、すべての大学が横並びとなります。
 ひょっとすると、オンライン化で、
大学業界に「産業革命」が起こるかもしれません。
 限られた人のための大学ではなく、
「みんなの大学」が出現するかもしれません。
 大学はスマートフォンの中に存在して、
24時間365日、いつでもどこでも授業を受けられることになるかもしれません。
つまり、大学がスマホのアプリそのものになるかもしれません。
 大学をAWS(Amazon Web Service)の中に設立すれば、
みんなが一度にアクセスしても、問題は発生しないでしょう。




































































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